睡眠中の体の痛みを招く要因。「マットレスの硬さ」
自分の身体特性に適した”硬さ”を選ぶことの大切さ!
睡眠時の体の痛み(腰痛・背中痛・腕&肩痛)に繋がる”2つの要素”!
睡眠時に体の痛み(腰痛・背中痛・腕&肩痛)を感じてしまう直接的な要因を大きく分類すると、「適切な寝姿勢を保てなかった」
「局所的な身体圧迫が生じていた(血流阻害を含む)」のいずれか(もしくは、両方)となります。
ここで課題となるのが、例えば”適切な寝姿勢”というのは、答えがひとつではないということ。人によって、身体特性(体格、骨格など)
は異なるわけで、その人の身体特性に対して、適切な寝姿勢が存在しているんですね。ゆえに、「適切な寝姿勢を保つための対策
や「局所的な身体圧迫を生じさせない対処」も人それぞれで異なるのです。
ただ、対策の一歩手前となる「上記2つの要因を引き起こしてしまう要素」には、共通した2つの要素が存在しています。それが
「適切な寝返り不足(上手に寝返りが出来ないこと)」「マットレスの硬さが身体特性に適していない」ということです。
高反発マットレスで体の痛みが解消されなかったと感じた方。マットレスの硬さが適していなかったのかも?!
近年「寝返り下手・寝返り不足」を解消するために効果的な機能と考えられるようになったのが「高反発機能」。現在、日本において
高い支持を得ているのが高反発力を有した「高反発マットレス(敷布団)」です。高反発マットレスというのは、”寝返り下手・寝返り不足”
に対して、有効な寝具アイテムなんですね。
ただ、忘れないようしていただきたいのが、睡眠時の体の痛みに繋がる要素には、上記項目で記した2つの要素があるということ。
”寝返り不足・寝返り下手”が痛みの要因となっている方にとっては、高反発マットレスを使用することが、症状が軽減される可能性
があるわけですが・・。「マットレスの硬さが身体特性に適していない」方においては、高反発マットレスの使用が体の痛み軽減
には繋がらないわけです。
ですから、世の中に「高反発マットレスを使用してみたけれども、体の痛み軽減とはならなかった」という感想を持つ方もいらっしゃる
わけですが、それは当たり前のことと言えるんですよね。それは、その方にとって、睡眠時の体の痛みを生じさせる要因が、
「マットレスの硬さが身体特性に適していない」ことである可能性があるからなんです。
人それぞれで硬さの適正は大きく異なります!同じ腰痛でも”軟らか””硬い”の適正は異なるもの。
”マットレスの硬さ”という要素は、「適切な寝姿勢の確保」「局所的な身体圧迫」の
いずれにも大きく関わる要素となります。ですから、本来は、すべての人に共通して『マットレスの硬さを自分の身体特性に適したものと
すること』がとても大切な要素となるんですよね。
基本的に、自分の身体特性に適した”硬さ基準”に対して、硬すぎても、軟らかすぎても、睡眠中の体の痛みを誘発する可能性があります。
一般的に、腰痛の方は、「硬めのマットレスが良い」といった評判を目にすることもありますが、それは、あくまで個人的な感想として
受け止めておくのが良いもの。腰痛持ちの方において、軟らかなマットレスのほうが、腰痛緩和に繋がるという人もいれば、
硬めのマットレスの方が腰痛軽減となるという人もいるものです。症状で硬さ適正の判別をするのではなく、あくまで、人それぞれ
体験する中で、硬さの適正を判断するようにしていただければと思います。
また、これもひとつの目安要素ですが、睡眠時に「肩の痛み」「腕の痺れ」などを感じやすいというケースでは、今使用している
マットレスと比較して、「軟らかめのマットレス」を使用することで症状が軽減される可能性があります。主に、睡眠中「横寝姿勢」
となる頻度が高い方に生じやすいのですが、横寝姿勢となったときに、マットレスが硬すぎると、肩や腕が上手く沈み込むことが
出来ずに、圧迫を受けやすくなるんですね。
ゆえに、軟らかめのマットレスを使用することによって、肩・腕形状に沿って、マットレスが適切に沈み、圧迫刺激を少なくしてくれる
ことに繋がるのです。基本が「横寝姿勢」という方は、軟らかめのマットレスの方が適性が高い傾向があるのです。
マットレスの硬さの指標となる「N(ニュートン)」単位。
”人の感覚”においては、同じ硬さのマットレスに対して、硬めと感じる人もいれば、軟らかめと感じる人もいるもの。
ゆえに、人の感覚(評判)は、指標とはなりにくいものです。そこで、マットレスの硬さの指標として、参考にしていただき
たいのが「N(ニュートン)」という単位です。
「30N」「100N」「460N」などといった数字で表記されるもの。数字が小さいほど、”軟らかい”ことを示しており、数字が
大きいほど”硬い”ことを示しています。一般的に市場に出回っている商品(低反発マットレスを除いたとき)の多くが
「100N~140N」程度がベースとなっているものと思います。
また、これはあくまでも参考程度の指標ではありますが、体重が「45kg以下」の方には、「100N以下」。「45kg~80kg」の方には
「100N~170N」。「80kg以上」の方には、「170N以上」が適した硬さの数値範囲となりやすいといった、検証データが存在
しています。まあ、単純に体重の軽い方は、数値の小さいものを。体重の重い方ほど数値の大きな商品を選ぶほうが良いと
いった傾向はあるものと思います。
実は、マットレスの硬さバリエーションを有する商品は貴重なアイテムとなっています。
睡眠研究が進む中、近年、様々な機能性(高反発力、低反発力、体圧分散機能、高通気性など)を有するマットレス・敷布団が
商品として登場しています。ただ、特別な機能が付いていない汎用的なマットレス・敷布団を含めても、実は、
「硬さのバリエーションを揃えている商品」はとても少ないのが現状なんですね。
それは、少し考えてみるとわかるのですが・・・。”硬さの異なる商品を作る”ということは、マットレスにそれぞれ異なる素材
を使用することを意味しています。そう、簡単に言うと、「別の商品(マットレス)を作る」のと同じこととなるんですね。
そとつのマットレス商品に対して、異なる硬さの3種類のバリエーションを作るということは、 結局、異なる3種類の商品(マットレス)
を作ることとなるわけです。
商品を販売する企業側からすると、とても効率が悪く、利益減となりやすい施策となってしまうのです。ゆえに、”硬さの重要性”
は認識していたとしても、異なる硬さのバリエーションを創出するには至らないのです。
ただ、そんな中、”マットレスの硬さの適正”を重要視して、硬さのバリエーションを創出している日本の寝具ブランド(メーカー)
が存在しています。ここでは、そんな貴重な「異なる硬さのバリエーションを有しているマットレス・敷布団」をご紹介したいと
思います。
1)3種類の硬さが選べる高反発マットレス「モットン」
人気の高反発機能を有するマットレスの中で、”3種類の硬さ”ラインナップを揃えているのがこちら
高反発マットレス「モットン」です。日本人のためにと研究・開発された日本寝具ブランドの商品。
現時点で、硬さが選べる高反発マットレスは、モットンだけかもしれません。
指標としては、「100N(軟らかめ)」「140N(ベーシック)」「170N(硬め)」の3つのラインナップと
なっています。
”寝姿勢を保つこと””睡眠中の背中痛・腰痛を緩和すること”にとって、実は「マットレスの硬さ」はとても
大切な要素のひとつとなるもの。人それぞれ体格特性は異なります。ゆえに、適切なマットレスの
硬さも人によって、異なるもの。
この部分(要素)は、他人の口コミ・感想はあまり当てにならないのです。自分の体格・体形に適したマットレス
の硬さを選ぶことが重要な要素となるからです。
現在、市場に存在する機能性マットレス(高反発マットレス)の多くが、「110N~140N」の範囲の硬さとなっています。
しかも、硬さのバリエーションは無く、一種類のみの硬さ。硬さのバリエーションを創出するためには、マットレス素材
も異なるものとしなければならないため、コスト面から硬さのバリエーションを作れないのでしょうね。
そういう意味で、こちらの高反発マットレス「モットン」は、機能性(高反発力)を有しつつ、硬さのバリエーションが
揃っている希少なアイテムとなっています。
*素材:特殊高反発ウレタンフォーム(高発砲)
*厚み:10cm
*価格:¥39,800円(税込み)~。
▼高反発マットレス「モットン」の詳細・購入はこちら。(公式SHOP)