高反発マットレスの使い方&選び方!
高反発マットレスを効果的に活用しましょう。
高反発マットレスの選び方。日本人にとって高反発マットレスが好ましい理由とは?!
良質な睡眠(安眠、深い睡眠)を得るためには、マットレス・敷布団と自分の身体特性(体格など)との相性が良いことが
とても大切な要素となるものです。身体特性は、人それぞれで異なるもの。万人にとって、最適なマットレス・敷布団などは
存在していないものです。自分の身体特性を理解した上で、最適なマットレスを見極めていくことが重要なんですね。
そんな状況下においても、近年日本で高い支持を受けるようになっているのが「高反発マットレス」です。
各種睡眠学・睡眠研究が進む中、大半の日本人(日本で生活する人)にとって、高反発マットレスの機能性(高反発力)が
安眠を得るうえで効果的と考えられるようになってきたことが、高反発マットレス人気を促しているものと感じています。
高反発マットレスの効果性に関して、いくつか要素が存在していますが・・。最も重要な2つのポイントをご紹介しておきたい
と思います。
1)欧米人と比較して日本人は筋力が劣る傾向があることが寝返り下手を招く要素に!
良質な睡眠を得るためには、「適度な寝返り」「睡眠を妨げない上手な寝返り」が必要なことがわかってきました。
寝返りは、局所的な身体圧迫を開放して、血流の滞りを解消するとともに、睡眠中の身体緊張をほぐす役割
を担っています。適度な寝返りは、睡眠中の身体の痛みを生じさせない要素となるんですね。
そんな”寝返り”も動作(身体を動かすこと)のひとつです。当然、筋肉の力を使って、体を左右に寝返りさせること
となるんですね。そう・・筋力がある人ほど、無駄な力(余分な力)を入れることなく、寝返りをすることが可能となる
のです。この”筋力”において、日本人は欧米人と比較して、劣る傾向があることが知られています。特に、日本人女性
は、筋力不足である方が少なくないと言われています。
ゆえに、筋力不足を補うために、寝返りをするために無駄な力
が必要となってしまうんですね。寝返りをするために、大きな力が必要となってしまうと、そのことが眠りを妨げる
(覚醒を促してしまう)大きな要因となるのです。これが「寝返り下手」と言われる状況です。
この『筋力不足』を補う力となるのが、マットレス・敷布団の『高反発力』なのです。マットレスの高反発力が
寝返りに必要な筋力を補い、スムーズな寝返りを促す要素となってくれるのです。多くの日本人にとって、高反発マットレス
が適したアイテムとなるのが、寝返りに必要な筋力不足を補い、寝返りをスムーズに導いてくれるからなんですね。
2)季節変動が大きな日本の生活環境。カビ防止など「通気性」の確保が大切な要素に!
日本は、四季の豊かな自然環境となっています。これは一年の流れの中で、生活環境が変化していることを意味しているん
ですよね。季節変動が大きなことが、日本の生活環境特性となっているのです。特に、夏は「高温多湿」で冬は「低温乾燥」
といった『気温』と『湿度』の変動があるのがポイント。敷布団・マットレスに関しても、気温&湿度変化に応じた素材特性
を有していることが大切な要素となるのです。
あくまで相対比較上の話ではありますが、気温変化・湿度変化に対応できる素材構成の商品が多いのが「高反発マットレス」
なのです。特に、「網目繊維構造を有する新素材」で創作されている高反発マットレスは、「通気性」「保温性」に
富んでいるのが特徴。”通気性の高さ”は夏環境下にて、暑苦しさの無い、寝心地の良さを創出してくれる要素となり、
”保温性の高さ”は、冬環境下にて、暖かさを確保する要素となります。
相対的に”低反発マットレス”の場合、気密性の高い素材(ウレタン素材など)が使用されていることから、通気性が低く、
マットレス(内部・底部)にカビが発生しやすい傾向があります。通気性の高さを有する高反発マットレスが、季節変化に
応じた寝心地をもたらしてくれことも、四季のある日本にて高い支持を得る要因となっているのです。
高反発マットレスの「使い方」。マットレスの特性を活かすための、プチポイント!
一般的に高反発マットレスと呼ばれているものには、「高反発ウレタンフォーム系素材仕様」と「網目繊維構造素材仕様」の大きく2種類
に分類することが出来ます。
ここでひとつ知っておいていただきたいのが、高反発ウレタンフォーム系素材を使用したマットレスには、
「汎用高反発ウレタン素材(安価な素材)」を使用した商品と「特殊高発泡高反発ウレタン素材(企業独自開発素材)」を使用した
商品が存在しているということです。
この2つの素材に関する相違点を簡単に記すると「通気性の有り・無しの差」となります。汎用的な高反発ウレタン素材は、通気性が
低いのが特徴。安価な高反発マットレス商品の場合、この汎用的な高反発ウレタン
が使われている可能性が高いもの。日本の四季のある生活環境には、適していないのです。
対して、企業が独自で研究・開発している特殊高発泡高反発ウレタン系素材の場合は、高い通気性を有しているのが特徴。
特殊高発泡高反発ウレタン仕様のマットレスは、独自開発された素材を使用していることから、安価な商品とはなりにくい傾向が
あるのです。ゆえに、単純に高反発マットレスだから・・と選んでしまうのではなく、日本で使用するマットレス選びをする
のであれば、「特殊高発泡高反発ウレタン系素材」or「網目繊維構造素材」仕様の高反発マットレスを選択するようにして
いただければと思います。
その他、高反発マットレスを効果的に活用するためのポイントとして下記要素があります。
1)自分の身体特性に適した「固さ」を選びましょう!「高反発力」と「固さ」は別の要素です。
マットレスの機能に関して、一番誤解が多いのは、「高反発マットレスは固くて、低反発マットレスは柔らかい」と思っている
こと。実は、”反発力”と”固さ”はそれぞれ別の要素、「高反発マットレス=固い」というわけではないんですね。
高反発マットレスの中には、”柔らか”に感じるものもあれば、”固さ”を感じるものもあるのです。
ここで大切なのが、高反発マットレスであれば何でも良いわけではなく、「自分の身体特性(身長・体重)に適した固さの高反発マットレス
を選ぶ」ことなのです。自分の身体特性に対して、柔らか過ぎるマットレスを使用すると身体がマットレス中に沈み込み過ぎてしまいます。
逆に、身体特性に対して、固すぎるマットレスを使うと、体の沈み込みが不足してしまうことに。いずれも、大切な”高反発力”が
上手く活かせない状況となってしまいます。
固さが身体特性に合っていないと高反発力が活かされないだけでなく、”睡眠中の体の痛み”を生じる要因となることも。
高反発マットレスを使用してみたら、腰や背中の痛みを感じるようになった・・・という場合、高反発マットレスが適していない
のではなく、「固さが合っていない」ケースが多いことをぜひ、知っておいていただければと思います。
基本的に目安となるのは、「体重」です。体重が軽い人ほど、”柔らかめ”を体重が重い人ほど、”固め”を選ぶのが基準要素となります。
ただ、総体重的には軽くとも、身長が低く、身長と比較して体格が良い方。及び、身長が高くても、体重が軽い方の場合は、いずれも
”固め傾向”の高反発マットレスを選択したほうが、もちろん個人差はありますが・・良き効果を感じる傾向があるようです。
ただ、残念なことに、「固さのバリエーション」が揃っている商品(高反発マットレス)は、案外少ないんですよね。
そんな中、3種類の固さバリエーションが揃っている高反発マットレスがこちらの
高反発マットレス「モットン」(公式SHOP)です。
マットレスの固さを示す表記となるのが「N(ニュートン)」という単位。
モットンには、「100N」「140N」「170N」の3種類があり、数字が大きいほど”固い”ことを意味しています。
ちなみに、体重と固さの関係の目安としては、体重が”45kg以下”は100N。体重が”46kg~80kg”の方は140N。
体重が””81kg以上の方は、170Nがおすすめの固さとなっています。ご参考に。
*”マットレスの硬さ”に関する記事。
■腰痛対策&安眠を得る上で大切な「硬さ感」!心地よく感じるマットレス・敷布団の硬さを選びましょう。はこちらから!
2)”7cm以上”の厚みのある高反発マットレスを選びましょう!
データ上の高反発力がかならずしも、実際に活かされるわけではありません。高反発力を活かすためには、マットレスの
設置環境やマットレスの厚みが大切な要素となります。特に、「マットレスの厚み」は重視しておきたいポイントです。
様々な実用試験などから、高反発力を効果的に活かす上で「7cm以上の厚み」を有していることがひとつの目安となるもの
と言われています。新規に高反発マットレスを購入するのであれば、7cm以上の厚みを有する商品を選択するように
心がけていただければと思います。こちらの関連記事(厚みのある敷布団を選ぶことのメリット)もご参考に。
3)しっかりとした下地(フローリング、畳、ベッド簀の子など)の上に高反発マットレスを設置!
高反発マットレスの反発力を発揮する上で、マットレスを設置する土台といいますか、下地が”しっかりとしている”ことも大切な
要素となります。既存のマットレスや敷布団の上に、新規購入した高反発マットレスを設置して活用する・・というケースも
あるかと思いますが、既存のマットレスが固め(しっかりとしている)の場合は、問題ありませんが、クッション性がある
マットレスや敷布団の上には、設置しないようにしたいものです。
設置する下地が柔らかかったり、クッション性があると、反発力が上手く発揮できなかったり、体の沈み込みが大きくなってしまう
ことがあるからなんですね。
せっかく、機能的な高反発マットレスを使用するのであれば、フローリング・畳・ベッド簀の子などベースがしっかりとした場所
に設置・活用するようにしていただければと思います。
”固さ”のバリエーション。おすすめの高反発マットレス商品!
主に、”固さ感”に注目。現在、日本で支持を受けている商品の中から
「しっかり感(固さ)を感じる高反発マットレス」「3種類の固さが選べる高反発マットレス」
「柔らかでふんわり感を感じる高反発マットレス」をそれぞれ厳選してご紹介したいと思います。
しっかり感(固さ)が得られる高反発マットレス「13層やすらぎマットレス」
”特殊高反発コイル”を採用した、ベッド利用に最適な高反発マットレスが
「13層やすらぎマットレス」です。”春夏用”と”秋冬用”のリバーシブル利用が可能なのも、四季のある日本に適した機能性に。
高反発マットレス商品の中で、最もしっかりとした固さ感を感じられるアイテムとなっています。
【素材】クラウドMAXウレタン、3Dスプリング高反発構造など
【厚み】27cm 【サイズ】シングル・セミダブル・ダブル
▼「13層やすらぎマットレス」の詳細・購入はこちら。(公式SHOP)
3種類の固さが選べる特殊高反発ウレタン仕様の高反発マットレス「モットン」
通常のウレタンフォーム素材(低反発、普通、高反発)は、通気性の低さが課題となりますが、こちらは、通気性を
最大限に高めた特殊高反発ウレタン素材を使用した高反発マットレス「モットン」です。
特殊高反発ウレタン素材ならではの特性ともなるのが「固さを調節できる」ということ。モットンには、3種類の異なる固さ
バリエーション(100N・140N・170N)が用意されており、人気の要素となっています。
【素材】高反発ウレタンフォーム(高発砲構造)
【厚み】10cm 【サイズ】シングル・セミダブル・ダブル
▼高反発マットレス「モットン」の詳細・購入はこちら。(公式SHOP)
ふんわり感(柔らかさ)が魅力の体圧分散機能敷布団「雲のやすらぎ」!
体が包み込まれるような”ふんわり感”を持ちつつも、体が弾むような反発力を兼ね備えているのが
こちらの体圧分散機能敷布団「雲のやすらぎ」です。厚みが”17cm”もあることからフローリング上でも
ベッド上でも活用できるのがポイント。
利用範囲の広さも人気のポイントとなっています。
【素材】アルファマット、高反発スプリングマットなど
【厚み】17cm 【サイズ】シングル・セミダブル・ダブル
▼体圧分散機能敷布団「雲のやすらぎ」の詳細・購入はこちら。(公式SHOP)